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私は大空に太陽が輝く山々に向かって「働きたい!健常者と同じく」と大声で叫んだ。
私の大声が「働きたい!健常者と同じく」と、その山々からそのまま反響して来た。
又、私は大声で叫んだ。
その山々から又、私の大声がそのまま反響して来た。
3~4度とも。
何だ同じ事の繰り返しか、私の声ではないか。
「私の声しか聞こえない」、と自問自答、道行く誰もが知らぬ顔でこちらを見ようともしない、
無視されるのも程がある。私が障害者であるから。
私は野を駆ける足が欲しい。
青い海を見ることの出来る目が欲しい。
水鳥のように空を飛ぶ翼が欲しい。
悩み苦しみ憎み、もがいても誰も私を受け入れてくれなかった。
自分を責め、自分の障害を恨み、自分の父母を憎んだ。そして神佛も。
精一ぱい人以上の努力を重ね、長い長い人生を自分と自分自身とが戦って来た。
自分の障害は自分に祈っても解決出来なかった。
しかし、今も私は苦しい障害に、そして差別と偏見に。
何とかならぬものかと。
太陽公園入口の狛犬が私にそ~っとささやいてくれた。
「温かいこころのボランティアの皆様の御支援を得て人間と人間の心である音楽、
舞踊、舞台芸術を中心とする文化を「こころの舞台」として白鳥城城下においてあなたの仕事として活躍しては?」と。
私は「はっと」した。
「確かにそうだ」とつぶやき、誰しもが音楽、舞踊、舞台の芸術を享受する喜びと感動、
民族や言語等文化の壁を越え人々の心を結び潤しながら共感の輪を広げて行く力、そして又、
音楽と舞踊の文化の絶えざる交流によって人々は心の融和をもたらし、
日本国の平和への結晶をつくらせて行くものであり、
人々の相互理解の交流が新しい障害者福祉の歴史を悠久に築き上げるであろうと私は理解し、
私は同じ障害をもつ人々に呼びかけた。
「お~い、障害に悩み苦しむ人よ、ここに来たれ。みんなの職場があるぞ」と。
今回、日本中から善意のこころの人々が集り音楽と舞踊をもって美しく楽しく交流される「こころの舞台」づくりに、
「働きたい!健常者と同じく」と太陽の輝く山々に向って大声で叫んだ障害者の切なる願望を御受け頂き、
事業の経営に参加させて頂く事に有難く感謝致します。
又、新しい創造の福祉「こころの舞台」に就労させて頂くチャンスを与えて下さいました事は
障害者でも「これは出来る」と言う自身をもち、「障害者でよかった」「障害者であってこそ」と
喜びと感謝をもち、私自身の生涯に誇りと生甲斐を感じております。
障害者である私は、時々「こころの舞台」で私も踊りたい、歌いたい、美しくきらびやかな衣を纏って、
楽器もドラムも太鼓も叩いてみたい。想像するだけでも、どんなに楽しい事かと。
そして又、健常者と同等の立場で働きたい。
係長、課長、部長、社長へと昇進!
これが私の夢!私の願い!
「こころの舞台」こそ、私の夢を大きく画く舞台です。
極楽で御佛様に出会ったよう有難く感謝しています。
平成22年11月1日
こころの舞台結成推進委員会
一身体障害者
