
1.趣旨
世界の人類が、戦う事なく争う事なく、世界が平和であり、安心と安全の生活ができる社会の実現を、すべての人々が願っている。
私達は、1947年4月1日「愛の貫徹」をテーマにして、生活に苦しむ人よ、障害に悩む人よ、ここに来たれ、太陽に向かって
明るく元気で共に生きようと、永遠の愛を貫徹したいと宣言し、その社会福祉事業60数年の戦いは、血は流れ、肉は飛び、
骨は砕けるほどの苦闘であったと振り返っている。
願わくば、障害者も生活要保護者も人類すべての人々が差別と偏見をする事なく、される事なく、そして、生活に苦しむ事なく、
障害に悩む事なく、安心と安全の生活が保障され、尚且つ、完全参加と平等の社会が築かれる事を期待し、私達は世界平和の実現のために
命をかけて貢献したいと願っている。
2.沿革と将来構想
太平洋戦争終結後の昭和22年4月、生活保護法に基づき、「生活に困窮する人々を救済したい」と望み、社会福祉施設を開設。
その後老人施設、身体・知的・精神障害者施設、生活保護施設等数多くの施設を開設、施設利用者の健康と生活を保障し、
支援する事が出来た。
更に、平成4年10月障害者並びに生活要保護者自ら就労する場、太陽公園を開設。観光事業を施設利用者と共に運営する
新しい福祉施設を誕生させた。
今回、白鳥城とその城下町ヨーロピアンバケーションタウンを新しく開設。
白鳥城は日本の福祉施設の中心的役割を果たし、社会福祉の基本理念の最先端を歩むだろうと信じている。
又、城下町ヨーロピアンバケーションタウンは世界200の国々からその国特有の匠を収集、匠の街の建設を行い、指導者を招へい、
本人滞在の上、その指導者が障害者並びに生活用保護者に匠の技術を伝授する街をつくり、技術を習得した者たちが直ちに
社会復帰を目指す夢と希望の社会福祉を実現させようとしている。
このようにして、世界各国より結集した匠の都がここに誕生するが、それに伴い、世界の音楽と踊り、そして世界の祭り等あらゆる美しく
豊かな伝統の文化が自然的に併せて実現するものと期待している。
又、世界の国々からそれぞれ特有の文化と芸術の継承を受ける事により、日本国の障害者並びに生活用保護者の多くの人々が
社会復帰を可能とする現実に有難く感謝し、親善の海外の諸国に対して、御希望があれば、私たちの豊かな経験をもつ社会福祉事業の建設と
運営について、又資金援助等もさせて頂く用意があり、御申込を喜んで受理したいと考えている。
以上が沿革と将来構想であるが、私達日本人の誰しもが期待しているヨーロッパをモデルにした美しい街「太陽」、世界のすべての人類が仲良く、
手をつなぎ、健康で長寿、尚且つ平和で生活出来る唯一の街としてここに新しい歴史的な国際福祉都市「太陽」を誕生させる事を願っている。
3.事業所の名称
国際福祉都市「太陽」
4.事業所の所在地
日本国兵庫県姫路市打越1339番地
5.事業開始年月日
1992年10月18日
6.経営主体法人名
社会福祉法人 愛光社会福祉事業協会
社会福祉法人 南光社会福祉事業協会
社会福祉法人 姫路社会福祉事業協会
社会福祉法人 太陽社会福祉事業協会
財団法人 姫路社会事業協会
7.事業内容
(1) 障害者、生活要保護者への就労支援事業(資料1)
(2) 障害者、生活要保護者への海外特殊技術取得支援事業(資料2)
(3) 海外福祉施設支援事業 東南アジア諸国の福祉施設の建設計画と資金援助させて頂く。
8.本事業の施行の効果
資料3の通り


資料1
(1) 障害者、生活要保護者への就労支援事業
身体障害者・知的障害者・精神障害者等全ての障害者の自立を目的とし、障害のある人も、ない人も同様に平和で豊かに生活出来る
社会を目指す「ノーマライゼーションの理念」を基本として、全ての障害者が自分らしい人生を社会との関わりの中で実現出来るように
支援すると言うリハビリテーションの理念のもと、全ての人が人間性豊かに暮らせる街づくり『ヨーロピアンバケーションタウン計画』を策定した。
この計画の目標とする新しい創造の福祉の街、ヨーロピアンバケーションタウンは、地域住民の方々と、身体・知的・精神に障害をもつ方々が
共に地域で生活出来る差別のない共生の街づくりであり、地域との密接なつながりの中、障害者が地域において積極的に社会活動出来るよう、
その地域において就労の場と居住の場を整備しようとしているものである。
就労の場づくりとして、既に平成4年10月、太陽公園と称し、障害者の就労の場を実現し、障害をもつ人々の就労問題においては充分効果を
確保しているとは言えるが、平成18年4月からの障害者自立支援法の制定を機に、今回更に就労施設「白鳥城」並びに施設に訪れる一般の方々に
食事・自主生産品販売等を提供する福祉ショップ「ウエルカムハウス スワン」を建設。兵庫県並びに姫路市の御支援を得て世界遺産である
白鷺城がある姫路市に、白亜の城「白鳥城」を設置し、相乗効果を得るとともに施設建物自体に付加価値を持たせることで、地域の方、
遠方の方に福祉施設を訪れていただく事で運営施設を利用される障害者の方の作業の幅を更に広げ、就労支援事業収入の増を図り、将来的に
就労移行支援事業、就労継続支援事業(雇用型)を展開し、福祉施設の中で障害者の雇用促進を図るものとする。
尚、本文は生活要保護者も同じく対象にしたものである。


資料2
(2)障害者、生活要保護者への海外特殊技術取得支援事業
ナイル川流域に約5,000年前、エジプト文化が開花。ギザの三大ピラミッドをはじめとする巨大なピラミッドが建設され、
古代エジプト文明は最盛期を迎え、又、ティグリス川とユーフラテス川の二つの大河が流れるメソポタミアにオリエント文明が生まれ、
人類最初の都市国家がいくつか生まれた。
紀元前10世紀頃オルメカ文明、トルテカ文明などを経て、アステカ帝国が登場。そして又、ユカタン半島では、3~9世紀頃、マヤ文明が栄え、
ティカルなどの神殿都市が誕生。
南アメリカでは紀元2,000年前から文明が栄え、15世紀には強大なインカ帝国が形成されていった。
インダス川流域に新石器時代の農耕文化が成立。都市国家を生み出すまで発展したインダス文明。
中国の黄河文明は、群雄割拠の戦国時代を繰り返し、独特の発展を遂げながら、あるものは滅び、あるものは他の文明を吸収し、
大帝国を築き上げた。
世界に埋蔵された10数種類の古代文明の中から現代人が必要とする古代文明の再発見に努め、最大限その文明を継承し、
新しい文明を構築したいと考えている。
私の求める新しい文明とは、数千年の歴史において滅亡した文明の中、人間が生きて行くために存続する文明、例えば、食の文明、衣の文明、住の文明、
芸術の文明等を再発見し、再発見した文明を世界的に収集し、再利用する新しい文明を創造しようとすることである。
この再利用とは、その各々の古代文明を社会福祉に転換させ、生活に困窮する人々、障害に悩む人々を支援するために利用することである。
世界の国々に存在する土・木・石・皮・綿・生糸・麻・草・金・銀・音・光・水等とそして人間の技と心を組み合わせた古代の文明の技は何千何万という
種類があり、古代文明の再発見こそは地球上に住む人類の経済の再編に影響を与えるだろうと思う。
今、美しい伝統の古代文明の技を日本国の姫路市に何千種類を収集。そこには人種の関係なく世界中の多くの人々が住み、世界中の技を競い合う匠の町を
つくろうとしている。白鳥城の城下町として。
今回特に織物である布を最重点に、世界中から収集。布に関連する技と古代文明の音楽・踊り・祭りを併せて一大観光地「国際福祉都市太陽」を誕生させ、
障害者、生活要支援者に技を取得させ、就労の町を建設しようとするものである。
まず近隣東南アジアの諸国の文明から活動を開始し、15年計画をもって世界全体に友好の輪を拡げ、文化的にも経済的にも大きく発展するよう
期待している。
尚、東南アジアのインドネシア、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、マレーシア、タイ、ブルネイ、ラオス、シンガポール、
東ティモールの国々の古代文明と文化を御指導願う予定である。
資料3
歴史と文化の織り成す峰相の広大な土地に世界の遺産・遺跡を収集された太陽公園。その隣接地、輝く太陽と緑、清らかな水、小鳥がさえずる木々、
白鳥が乱舞する峰相の大空。
美しい山々の峰相山、通称野瀬山。その山頂に白鳥が飛ぶが如き美しい白鳥城が建立された。実に美しく雄大ではないか。
これは、姫路市をはじめ西播磨・東播磨200万人の人々の憧れの白鳥城。否、日本国民のすべての憧れの白鳥城、遂に完成!
天空にそびえ立つこの白鳥城、この白鳥城こそは障害をもつ者の就労の場であり、障害をもつ人々のシンボルとなり、日本中の障害をもつ人々が相集い、
この白鳥城を誇りとし、白鳥城の雄姿が障害をもつ者の目標として、生きる力の源として、後の世まで語り継がれる事を期待している。
これが障害をもつ者の希望であり、夢であり、そして白鳥城が「私達のシンボル」と信じ合うであろうと思う。
又、ここに白夜に映し出された北欧の住宅。赤・青・白・黄・緑とその色濃く、ヨーロッパの国々の特徴である家々を想像しながら建立されて行く
ヨーロッパ調の住宅、華やかな街並み!
そこに教会あり、歴史を誇る遺跡あり、それは世界遺産でもある。又、高層ビルが建ち並ぶ近代都市。近郊にはぶどう畑あり、ワイン工場がある。
この様な人々の憧れの町をつくりたい。今、建設しようとするヨーロピアンバケーションタウンは障害者が地域で共に生活するために、暮らしやすい
住宅整備事業として計画されたものであり、又、生活のための就労の場所、花と匠の町づくりの計画でもあり、完成の暁、利用する障害者の喜びと
訪れる人の驚きと感動は、はかりしれぬものあるだろう。
障害者自らの手によって就労施設を設置し、障害の重・軽度、各々の自己の能力に応じて持ち場を選択し、完全自立を目指す。
生活の保障は、自己の労働の対価と障害者自身が経営に参加する意味で、少額ながらも拠出した出資金の利益配分、及び投下された大資本の利益の
平等配分である。
このように太陽公園は、障害者自身の企業として彼らの就労の場を全面的に確保し、配当金も受領、
「俺達が俺達の手で糧を獲得。」
「俺達の力で俺達が生きて行こう。」
という職場を経営しようとするものである。
現在、世界的に国際化が進む中、世界の異なった民族と国家、そして障害者も含め、人間同士がこの公園をコミュニケーション広場として相集まり、
「心豊かに友好と交流の輪」を広げることになるだろうことを21世紀の人類の課題として期待している。
平和な国に生活する全ての健常者が当然と思っている事が不可能な障害者に、健常者と同じく平等と完全参加の社会に生活できる障害者の独立国を
峰相に実現させ、新しい福祉を創造しようとしている。
このような障害者の職場づくりの支援に、家族や友人が肩組み合わせあって、自らの幸せを広く分かち合いながら障害者を思う心を確かめ合い、
最善の努力を積み重ねるならば、それは家族から地域へ、地域から国全体へ、そして世界へと大きな輪を広げる。
人類が地域、民族、思想、信条などの障壁を乗り越えて、人と自然、人と人、人と社会の調和する「共に生きる」世界が実現するものと
胸を熱くするものである。
平成21年6月1日


